横綱・鶴竜が現役引退 25日に会見予定 相撲協会、年寄「鶴竜」襲名を承認

2021年03月24日 13:35

相撲

横綱・鶴竜が現役引退 25日に会見予定 相撲協会、年寄「鶴竜」襲名を承認
横綱・鶴竜 Photo By スポニチ
 大相撲の横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)が現役を引退することが24日、分かった。あす25日に会見する予定。
 また、日本相撲協会は同日、鶴竜の引退と年寄「鶴竜」の襲名を理事会で承認したと発表した。

 鶴竜は3月9日の稽古で左太腿を肉離れし、昨年7月場所から今3月場所まで5場所連続の休場。師匠の陸奥親方(元大関・霧島)は13日から上半身のトレーニングを再開したと説明し、患部について「本人はひどくはないと言っている。まだ四股は踏めないので、様子を見ていく」と話していた。

 6度目の優勝を果たした19年名古屋場所以降、優勝から遠ざかっており、加えて休場も目立つようになったことから、昨年11月場所後には横綱審議委員会に「引退勧告」に次いで重い「注意」を決議されていた。

 ◆鶴竜力三郎(かくりゅう・りきさぶろう=本名マンガラジャラブ・アナンダ)1985年8月10日生まれ、モンゴル・スフバートル出身の35歳。元関脇逆鉾の井筒部屋に入門し、01年九州場所初土俵。05年九州場所新十両。06年九州場所新入幕。12年夏場所で大関昇進。14年春場所で優勝制度創設後100人目となる初優勝を果たし、翌場所に横綱昇進。優勝6回、殊勲賞2回、技能賞7回。得意は突き、押し、もろ差し、寄り、投げ。1メートル86、155キロ。家族はムンフザヤ夫人と2女、1男。趣味はバスケットボール、スポーツ観戦。通算785勝497敗232休。

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