全柔連・山下会長 古賀稔彦さん訃報に「大きなショック」「心が非常に大きな選手でした」

2021年03月24日 18:07

柔道

全柔連・山下会長 古賀稔彦さん訃報に「大きなショック」「心が非常に大きな選手でした」
全日本柔道連盟の山下泰裕会長 Photo By スポニチ
 バルセロナ五輪柔道男子71キロ級・金メダリストの古賀稔彦さん(享年53)の訃報を受け、全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長(63)が追悼のコメントを発表した。
 コメントは以下の通り。

今朝、古賀稔彦さんがお亡くなりになったと報が入りました。最初は全く信じられませんでした。大変大きなショックを受けております。柔道界にとって、貴重な存在を失いました。彼自身も柔道界でもっともっとやりたかったことがあったのではないかと思います。

古賀稔彦さんは、「平成の三四郎」とも呼ばれていました。軽量級の身体で重量級の選手とも正々堂々、真っ向から闘う姿勢は、忘れられません。1990年体重無差別の全日本選手権で決勝まで勝ち上がり小川直也さんと闘った姿をはじめ、1992年バルセロナオリンピックの直前において膝の怪我をし、克服して優勝した姿を見て、私は現地で「これは奇跡が起きた」と思いました。

心技体の全てにおいて突出しておりましたが、その中でも心が非常に大きな選手でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。

おすすめテーマ

2021年03月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム