佐藤翔馬 男子200平・日本新記録で五輪切符! 100、200ともにライバル渡辺を下し2冠

2021年04月07日 17:35

競泳

佐藤翔馬 男子200平・日本新記録で五輪切符! 100、200ともにライバル渡辺を下し2冠
<第97回日本選手権水泳競技大会 第5日>男子200メートル平泳ぎ決勝、日本新記録で優勝を果たしガッツポーズを見せる佐藤(右は武良)(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【競泳日本選手権兼東京五輪代表選考会第5日 ( 2021年4月7日    東京アクアティクスセンター )】 東京五輪代表選考会を兼ねた競泳日本選手権は7日、男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、佐藤翔馬(20=東京SC)が2分6秒40の日本新記録で優勝。五輪派遣標準記録(2分8秒28)を突破し、同種目で初の五輪代表入りが確定。今大会100メートル平泳ぎに続き2冠を達成。同種目日本記録保持者の“ライバル”渡辺一平(24=トヨタ自動車)を2月のジャパンオープンに続き直接対決で連勝を飾った。
 佐藤は4日の男子100メートル平泳ぎ決勝でも59秒30で渡辺を退け優勝。個人での五輪派遣標準記録には0・09秒及ばなかったが、400メートルメドレーリレーの選考基準(59秒93)を満たし、初の五輪出場を決めており、これで2種目目の代表切符。チュプコフ(ロシア)が持つ2分6秒12の世界記録にも肉薄。ライバル佐藤の日本記録(2分6秒67)を塗り替え、本大会に弾みをつけた。

 ▼佐藤 まわりも全然見えてなかったので、最初から最後まで自分のレースをすると意識をして頑張りました。自分でも驚くぐらい平常心で臨めたので、結構いいタイムが出るんじゃないかと思ってた。少し世界新記録には届かなかったですけどそこは気にしてない。オリンピックではしっかり優勝するっていうのが大事な目標です。

 ◆佐藤 翔馬(さとう・しょうま)2001年(平13)2月8日生まれ、東京都港区出身の20歳。生後半年から「スパ白金」のベビースイミングに通い水泳を始めた。慶応幼稚舎から慶応一筋で現在は慶大商学部2年。少年野球チーム「オール麻布」ではプロ野球・日本ハムの清宮幸太郎の1学年後輩。好きな食べ物はタピオカ、牛タン。1メートル77、74キロ。

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