渡辺一平が涙「残酷なスポーツ」 男子200平で五輪切符逃す「整理ができていないし、悔しい」

2021年04月07日 22:07

競泳

渡辺一平が涙「残酷なスポーツ」 男子200平で五輪切符逃す「整理ができていないし、悔しい」
<第97回日本選手権水泳競技大会 第5日>男子200メートル平泳ぎ決勝、3位の渡辺一平(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【競泳日本選手権第5日 ( 2021年4月7日    東京アクアティクスセンター )】 東京五輪代表選考を兼ねて行われ、男子200メートル平泳ぎで渡辺一平(24=トヨタ自動車)は2分8秒30で3位に終わった。2大会連続での東京五輪切符を逃し、「自分らしい泳ぎ、レース展開はできたつもりだけどタイムと順位、すべてにおいて不甲斐ない。なんでこのような結果になったのか整理ができていないし、悔しい。こんなに悔しいとは思わなかった」と涙を流した。
 序盤から佐藤翔馬(20=東京SC)、武良竜也(24=BWS)とともにハイレベルな争いを展開した渡辺。ラスト50メートルを佐藤に次ぐ2番手で迎えたが、最後は武良の猛追に敗れた。佐藤には自身が保持していた日本記録2分6秒67を0秒27更新され「何カ月も努力して今までの人生でも一番頑張った時間だったけど、彼らの方が努力していた」と認めた。

 惜しくも一発勝負を落とし「日本選手権で負けたらそれまで。競泳の面白さでもあるし、今感じるのは残酷なスポーツだなと思う」。最後は佐藤と武良へ「代表権を獲得した2人には東京で大暴れしてほしい」とエールを送った。

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