ラプターズ辛勝 渡辺は自己最長の29分出場で最後までオンコート 3P成功率は40%に到達
2021年04月19日 10:41
バスケット
先発したクリス・ブーシェイ(28)が6本の3点シュートなどで31得点と11リバウンドをマークすれば、ゲイリー・トレントJR(22)も23得点。ブーシェイは100―102で迎えた第4Qの残り2分51秒から1人で連続10得点を稼いで勝利に貢献した。
16日のマジック戦で自己最多の21得点を挙げた渡辺雄太(26)は第1Qの7分5秒からコートに登場。このクオーターの残り10秒には右のコーナーから今季24本目の3点シュートを成功させた。第2Q3分3秒に左サイドから放ったシュートは失敗したが今季39試合に出場して3点シュートの成功率は40・0%(60本中24本)。規定本数未満ながら今季のNBAで52人しか記録していない“大台”に到達した。第4Qの勝負どころではゴール下でブーシェイへ好アシスト。ニック・ナース監督(53)は接戦の中で最後に試合を任せる5人の“フィニッシャー”の中に渡辺を残し、背番号18は試合終了のブザーが鳴ったときにもコートに立っていた。
出場時間29分はこれまで2度あった27分を超える自己最長のプレータイム。フィールドゴール(FG)を6本中3本(うち3点シュートは2本中1本)を成功させて10得点と4リバウンド、4アシストをマークし、初めて3試合連続で2ケタ得点を記録した。4月の10試合に限ると3点シュートの成功率は45・8%(24本中11本)。グリズリーズ時代の2シーズンは12・5%と37・5%だったが、ラプターズでのNBA3季目は本数が増えた上でこの成績を伸ばしている。
サンダーはルーゲンツ・ドート(21)が5本の3点シュートで29得点を挙げたが最後に競り負けた形。3月31日のこのカードで113―103で勝ってから白星はなく、10連敗を喫して20勝37敗となった。
<渡辺の全オフェンス>
▼第1Q(出場4分55秒=3得点)
(1)11分50秒・右コーナーから3点シュート=〇(アシスト・ベンブリー)
▼第2Q(出場5分6秒=無得点)
(2)1分45秒・右エルボー付近からプルアップでジャンプシュート=×
(3)3分3秒・左サイドから3点シュート=×
▼第3Q(出場7分18秒=2得点)
(4)7分13秒・ディフェンス・リバウンドからのコースト・トゥ・コースト。正面からのドライブでレイアップ=〇
▼第4Q(出場12分=5得点)
(5)17秒・ジョンソンのドライブに呼応してインサイドにカット。両手でダンク=〇(アシスト・ジョンソン)
(6)2分13秒・正面からのドライブでランニングのフローター=×
*8分4秒・フリースロー2本=×〇
*11分54秒・フリースロー2本=〇〇
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