五郎丸 スタンドで現役生活に幕「セカンドステージのモチベーションに」ヤマハ発動機は敗退

2021年04月24日 14:06

ラグビー

五郎丸 スタンドで現役生活に幕「セカンドステージのモチベーションに」ヤマハ発動機は敗退
<クボタ・ヤマハ>スタンドから声援を送るヤマハ・五郎丸(中央)(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 ラグビー・トップリーグのプレーオフトーナメントは24日、東京・江戸川区陸上競技場などで2回戦が行われ、ヤマハ発動機がクボタに12―46で敗れた。今季限りでの引退を表明していたヤマハ発動機の元日本代表FB五郎丸歩(35)はコンディション不良でメンバーから外れ、ファンにユニホーム姿を見せることなく現役生活を終えた。
 五郎丸はスタンドから、チームメートと共に黒いポロシャツ姿でマスクをしながら観戦。敗戦後にはチームメートを迎えた。オンライン会見では「長いことラグビーをやってきましたが、今日で一つ終わりを迎えた。非常に悔しい思いがある。グランドでは晴らすことはできませんが、(人生の)セカンドステージのモチベーションにしたい。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました」とコメントした。後日、記者会見を開き、質疑応答に応じる。

 正確なプレースキックを武器に活躍した五郎丸は、日本代表57キャップで歴代最多の通算711得点をマーク。2015年のW杯イングランド大会の南アフリカ戦では24得点をマークし、歴史的勝利の立役者となった。キックの時に両手を合わせるルーティンが“五郎丸ポーズ”と呼ばれ、ラグビー人気に火を付けた。オーストラリアやフランスでもプレーし、トップリーグ最多得点記録の1282点も保持している。

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