トヨタ自動車 三輪―後藤の零封リレーで4勝目 巻き返しへ地元大会白星スタート

2021年04月24日 05:30

ソフトボール

トヨタ自動車 三輪―後藤の零封リレーで4勝目 巻き返しへ地元大会白星スタート
<トヨタ自動車・日立>6回2死二・三塁のピンチを切り抜け、抱き合うトヨタ自動車・古沢と切石(右)(日本ソフトボール協会提供)@豊田市運動公園野球場 Photo By 提供写真
 【日本女子ソフトボール1部リーグ   トヨタ自動車3-0日立 ( 2021年4月23日    豊田市運動公園野球場 )】 第54回日本女子ソフトボール1部リーグ(スポニチ後援)は23日、愛知県豊田市の豊田市運動公園野球場でトヨタ自動車―日立戦が行われた。
 トヨタ自動車は4回1死三塁、5番のDP・峰幸代(33)が左前打を放ち先制。6回には4番・古沢春菜内野手(28)の左前適時打などで2点を追加し、三輪さくら(23)、後藤希友(20)の零封リレーで地元開催大会の初日を飾った。

 峰は「(2ボール)2ストライクだったので、球を絞るよりも自分が何をできるかと考えていた」と殊勲打を喜んだ。

 08年北京五輪の金メダルメンバーながら、若手に経験を積ませるチーム方針により試合でマスクをかぶることはめっきり減った。それでも、チームの一員としてやるべきことは山ほどある。若手投手陣がゲームに向けてコンディションを整える準備段階でのアドバイス。相手チームのデータを分析してチームとしての戦い方の道しるべを見つける。「経験値の高さをチームが勢いづくように出来たらうれしい」

 チームは中心選手の移籍が吹き荒れた影響を受け、新たなチーム作りが急課題となっている。前節はまさかの連敗を喫したが、ここ数年常にトップグループで優勝争いに絡んできたプライドがある。負けられない地元での大会初日で今季4勝目を挙げ、負け越し状態に転落することは免れた。中西あかね監督は「チームは大きく変わりつつある。その中でどうやって戦っていくか。自分たちのソフトをどうやってやっていくか」と過渡期にありつつも、常に上位を目指す姿勢を見せた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2021年04月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム