旧陸奥部屋から移籍した大関・霧島が新天地の音羽山部屋で本格始動「新たな気持ちになります」

2024年05月01日 15:51

相撲

旧陸奥部屋から移籍した大関・霧島が新天地の音羽山部屋で本格始動「新たな気持ちになります」
稽古後に師匠の音羽山親方と会話する大関・霧島                                Photo By スポニチ
 大相撲の大関・霧島(28)が1日、新天地となった東京都墨田区向島の音羽山部屋で夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)で始動した。霧島は「体が大きくなって短くなった」と新しい稽古まわしを使用し、基礎運動や立ち合いの確認などで汗を流した。
 昨年12月末に元横綱・鶴竜の音羽山親方が陸奥部屋から独立。4月2日付で陸奥部屋が閉鎖となり、大関・霧島、陸奥親方(元大関・霧島)、呼び出し、床山ら6人が音羽山部屋に移籍した。霧島は春場所中に首を痛めた影響で4月の春巡業も途中参加。音羽山部屋で稽古したのもまだ1回だけで若手の力士の名前を確認する場面も。それでも「新しい部屋だし、雰囲気とかも違いますよね。これからまた頑張っていこうと、新たな気持ちになります」と感想を述べた。

 春場所は5勝10敗に終わり、夏場所は2度目のカド番を迎える。「最初のカド番(昨年秋場所)は緊張したけど、2度目なので。15日間、体調に気をつけてケガをしないように」。春場所で減っていた体重も回復し「いい感じになっている。とにかく1日1番」と巻き返しに気合が入っていた。

 大関と巡業の様子や体調について確認した音羽山親方は「人数が少ないので、しばらくは出稽古の感じになるが、体もいい感じに作っている。場所までに相撲を稽古をどんどんやっていければ」と期待した。

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