高橋藍、伊1部モンツァのシーズン終え帰国 パリ五輪へ「自分が日本代表の軸になる」

2024年05月01日 13:09

バレーボール

高橋藍、伊1部モンツァのシーズン終え帰国 パリ五輪へ「自分が日本代表の軸になる」
関西空港での取材後に撮影に応じる高橋 Photo By スポニチ
 バレーボール男子日本代表の高橋藍(22=モンツァ)が1日、関西空港着の航空機で帰国した。
 多くの報道陣に出迎えられ、多くの観光客でにぎわう関西空港に到着。テレビを含めた取材に応じ「イタリアでプレーして3シーズンになるけど、また(今季も)新しい経験ができた。バレーボールにおいて、すごく自信を持って帰ってこられた」と語った。

 今季、イタリア1部リーグのモンツァではプレーオフ決勝でペルージャに敗れ、準優勝に終わった。頂点に立てず悔しさは大きかったが、イタリア移籍後では自己最高順位となり「この舞台で自分の強みというか成長した部分が出ていた」と充実感も口にしていた。

 今後は日本代表の活動が待つ。前回の東京五輪にはチーム最年少の19歳で出場。2度目の大舞台へ、決意を口にした。

 「日本代表のチームに馴染んでいかないといけないし、常に目標としてきた、自分が軸になるというところ。チームを勝たせられる選手になっていきたい」

 束の間のオフを経て、日の丸を背負って戦う場所に向かう。
 
 ◇高橋 藍(たかはし・らん)2001年(平13)9月2日生まれ、京都市出身の22歳。小学2年時に兄・塁(現サントリー)の影響でバレーボールを始める。京都・蜂ケ岡中では3年連続全中に出場し2年時優勝。東山高3年時に春高バレー優勝。日体大在学中の21年パドバ加入。23年モンツァ移籍。20年日本代表初選出。21年東京五輪8強。22年世界選手権16強。家族は両親、兄、妹。1メートル88、83キロ。名前の由来は「藍色のイメージで、素直で自分の意思を持ち、周りに流されず強く育ってほしいという意味」。

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