橋本会長、Jリーグ村井チェアマンと意見交換 有観客経験から「学ばせていただくことがたくさん」

2021年06月08日 16:44

五輪

橋本会長、Jリーグ村井チェアマンと意見交換 有観客経験から「学ばせていただくことがたくさん」
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長 Photo By スポニチ
 東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、都内で理事会を開催し、冒頭10分をオンラインで報道陣に公開。組織委の橋本聖子会長は大会の観客上限について、Jリーグの村井満チェアマンと意見交換したことを明かした。
 この日で、東京五輪まで45日。新型コロナウイルスの収束は見通せないが、五輪開催は迫っている。観客の上限については政府や東京都などと連携し、6月中には対応方針を公表する予定としている。

 橋本会長は7日、村井チェアマンと意見交換。「コロナ下で、有観客約1500試合を含むリーグ開催を経験しているJリーグから学ばせていただくことがたくさんあった」という。そのうえで、「オリパラの国内観客については、人流の増につながることが懸念されている。Jリーグでは、多くの方が競技場から直帰され、家族以外と会食されたのは6~8%であったと、うかがった。こうしたデータやJリーグによる実績のある安心安全対策なども参考に東京大会での観客上限について検討を急ぐ」と語った。

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