今平周吾 66の好スコア 暫定首位に浮上「日本タイトルを今週取りたい」

2021年07月02日 14:51

ゴルフ

今平周吾 66の好スコア 暫定首位に浮上「日本タイトルを今週取りたい」
今平周吾(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 日本プロ選手権第2日 ( 2021年7月2日    栃木県 日光CC=7236ヤード、パー71 )】 11位から出た今平周吾(28=フリー)が6バーディー、1ボギーの66をマークし通算8アンダーに伸ばした。ホールアウト時点で暫定首位に立った。
 6バーディーを奪った今平は「ショットが良かった。ドライバーは少しぶれたけど、アイアンはこの2日間ほぼ完ぺきでした」と満足そうに話した。

 2ホール目の11番パー4。残り130ヤードからPWで放った2打目がカップの縁をくるりと回って10センチに止まるスーパーショットに。初バーディーを奪って勢い付いた。

 オフは、飛距離アップと安定性を求めて筋力トレに時間を割いた。週2~3回、1日1時間半体をいじめた。筋力が付き、体重は2キロ増の69キロになった。

 ただ、副作用としてショットの距離感にずれが生じた。「上体が強くなって感覚が変わり、アジャストできなかった。飛びすぎて距離感が合わなかった」。

 苦肉の策で、6月に筋力トレの量を減らしたところ「インパクトが強くなっていたが、緩く振れるようになって感覚が良くなった」。体重は元の67キロまで落ちたが、平均飛距離は290ヤードでほとんど変わらないという。

 18、19年と2年連続で賞金王に輝いた実力者だが、今季はまだ優勝がない。目標にしていた東京五輪出場も叶わなかった。世界ランキングでは松山英樹に次ぐ日本勢2番手を走っていたが、4月に陥落して以降は“圏内”に浮上できなかった。
 
 それでも「決まったものはしようがない。切り替えて、3季連続賞金王を目標にやっている」と新たなターゲットに向かってリスタートしている。

 ツアー通算4勝ながら、まだメジャー優勝はない。今平は「まだ日本タイトルを取れていないので、今週しっかり取りたい」とビッグタイトル獲得に意欲をにじませた。

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