パラ選手村入村者のワクチン接種率は88% 前夜の「把握していない」説明は「事務的ミス」

2021年08月17日 18:00

五輪

パラ選手村入村者のワクチン接種率は88% 前夜の「把握していない」説明は「事務的ミス」
パラリンピックで使用される国立競技場 Photo By スポニチ
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)は17日、パラリンピック(24日開幕)の選手村に入村するアスリートとオフィシャルのワクチン接種率が88%であると公表した。
 パラリンピックの原則全会場無観客が発表された前夜16日の会見で、質問を受けた武藤敏郎事務総長が「詳細は把握していない。パラアスリートにはさまざまな事情があり、五輪と違って接種を受てない方もいる。IPC(国際パラリンピック委員会)もそこまで把握できていないと聞いている」と回答。しかし、同会見にも同席していた高谷SPは「事務的なミス。本来伝わっているべき数字が総長に伝わっていなかった」と説明し、IPCから伝えられたという88%の数字を挙げて「おわびします」と謝罪した。国際オリンピック委員会(IOC)によると、東京五輪における選手村の関係者のワクチン接種率は85%で、高谷SPは約1カ月の時間的猶予から接種が進んだとの見方を示した。

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