柔道金・阿部詩「初めて公開」今年掲げていた目標と自身を鼓舞するフレーズ「この言葉見て頑張ろうと」

2021年09月13日 11:16

柔道

柔道金・阿部詩「初めて公開」今年掲げていた目標と自身を鼓舞するフレーズ「この言葉見て頑張ろうと」
阿部詩 Photo By スポニチ
 東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩(21)が12日放送のTBS系「情熱大陸」(日曜後11・00)に出演。今後の目標を語った。
 兄の一二三(24)も男子66キロ級で金メダルを獲得。日本の五輪史上、個人種目では初となる、きょうだい同日金メダルを達成した。

 柔道への思いについては「試合までって、毎日毎日不安との闘いなんで。その不安との闘いの覚悟を持たないと挑めないと思います」。その不安とは「負けるかもっていう不安」のことで「毎日練習していても満足することはないので、1年間に1、2回あるかなぐらいですね。それが苦しいです。延々に練習を続けちゃう気がして怖くなっちゃって。そういう部分で気持ちが弱いのかなと思います」と自己分析した。

 自宅の部屋の壁には、今年の目標を記した紙が貼ってあった。そこには「2021達成目標 東京オリンピック優勝 怪我をしない 寝技のパターン増 強くなる!!」。さらに「思い通りにならないからといって、心をいためては、ならない。思い通りになったからといって有頂天になっても、いけない」「平安無事が続いてもそれを頼りにしては、ならないし、最初に困難にぶつかっても、くじけてはならない」と自身を鼓舞する言葉も。詩は「いつもこの言葉を見て頑張ろうと思ってます。初めて公開した」と明かした。

 有言実行で金メダリストとなった詩。今後の目標は「自分に満足できたらそこで終わりなのかなと思う、自分の競技する人生は。純粋に柔道の楽しさを広めたいと思っているので、自分の道場を開きたいという夢はあります」と口にした。

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