桑原克典 名キャディーと“久々タッグ”で2打差2位発進 福岡シニアオープンゴルフ

2021年10月30日 21:35

ゴルフ

桑原克典 名キャディーと“久々タッグ”で2打差2位発進 福岡シニアオープンゴルフ
福岡シニアオープン第1日、首位に2打差の2位と好発進を決めた桑原 Photo By スポニチ
 【PGAシニアツアー第5回福岡シニアオープン第1日 ( 2021年10月30日    福岡市東区 福岡カンツリー倶楽部和白コース=6501ヤード、パー72 優勝賞金700万円 参加選手110人=うちアマ50人 観衆824人 )】 シニア3年目の桑原克典(52=ミズノ)が久々にタッグを組んだ森本真祐キャディー(48)と回り、6バーディー、1ボギーの5アンダー、67をマーク。崎山武志(58=アビバHD)、高見和宏(61=フリー)らとともに首位に2打差の2位につけ、最終日に逆転ツアー初勝利を狙う。トップは65で回り、2週連続優勝を狙う賞金ランキング1位の篠崎紀夫(52=北谷津ゴルフガーデン)。
 かつての“戦友”がカンフル剤だった。「20数年ぶりにコンビをお願いした。昔の仲間がシニアになって同窓会の気分」と桑原。タッグを組んだ森本氏はかつてのエースキャディーで、近年は賞金女王・鈴木愛や先週の女子ツアーで2週連続Vを決めた古江彩佳のバッグもかついだ名キャディーだ。久々のコンビ再結成を「めちゃくちゃ楽しかった」と桑原は目を細めた。

 1番パー5で2オンに成功。博多湾から吹く風の読みが難しい和白で3番パー4は2メートル、9番も2メートルに乗せてバーディー奪取。後半も10、14、18番で2~5メートルに寄せて3バーディーを加え首位に2打差の2位につけた。

 愛知県出身。92年にプロ入りし95年の日本プロマッチプレーを含め国内9勝を誇る。シニアでは未勝利だが9月の日本シニアオープンでは優勝した手嶋に次ぎ2位に入るなど調子は上向きだ。「せっかく森本キャディと組んだのだし、若いエキスも出しつつ楽しみたい」。青春復活。最終日は若々しいチャージを懸けるつもりだ。


 ○…シニアツアー2週連続Vが懸かる篠崎が好スタートだ。「自分でも不思議でしょうがないほどパットが入ってくれた」。前半2番は8メートル、9番は9メートルなど長い距離を沈め5バーディーの31。インも3バーディー(1ボギー)を加えた。「優勝は特に意識しないが1ホール、1ホール集中して結果がそうなればと思う」。無欲で最終日に臨む。

 ▼2位・高見和宏 風がなく最高だった。このコースは風が出るとグリーンが乾いて止まらなくなる。(6バーディー、1ボギー)

 ▼2位・崎山武志 チャンスを外しても我慢できた。最終日はパター戦になると思う。(今季3度目の最終日最終組に)

(第1日成績)
―7(1)篠崎紀夫 65
―5(2)高見和宏
  (2)桑原克典
  (2)崎山武志
  (2)相沢敏弘 67
―4(6)室田 淳
  (6)丸山大輔
  (6)岡茂洋雄
  (6)鈴木亨
  (6)野仲茂 68

 (スーパーシニアの部第1日成績)
(1)友利勝良72(1)矢部昭 71(3)海老原清治 72(3)中尾豊健 72

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