初キャップCTB中野将伍が個人技で代表初トライ ジョセフHCも高評価

2021年11月14日 05:30

ラグビー

初キャップCTB中野将伍が個人技で代表初トライ ジョセフHCも高評価
<ポルトガル・日本>代表初トライを祝福される中野=中央(AP) Photo By AP
 【ラグビーリポビタンDツアー2021第2戦   日本38―25ポルトガル ( 2021年11月13日    ポルトガル・コインブラ )】 日本代表のCTB中野将伍(24=東京SG)が代表初トライを挙げた。14―11の前半40分。ラインアウトからの2次攻撃で、スピードに乗った状態でSO松田からボールをもらって中央の狭いスペースをこじ開けた。そのまま走り抜けて、初キャップでトライを挙げた。
 「チームに勢いを付けられたらいいなと思った」

 前半4分のWTBフィフィタの先制トライは、SO松田の中盤のスペースを狙った柔らかいキックに反応し、しっかりとボールをキープしたことで生まれた。1メートル86、100キロの大型のバックスは、フィジカルの強さとスピードを十分にアピール。ジョセフHCからも高評価を得た。新しい選手をテストしながら戦ったポルトガル戦で、23年W杯に楽しみな存在が誕生した。

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