歩きやすさとフィット感抜群!疲労を感じさせないゴルフシューズ

2021年12月24日 05:30

ゴルフ

歩きやすさとフィット感抜群!疲労を感じさせないゴルフシューズ
ニューバランス原宿のフロアマネジャー・松野洋平氏 Photo By スポニチ
 今季の国内女子ツアーで初の賞金女王に輝いた稲見萌寧(22=都築電気)。その活躍を足元から支えたのがニューバランスのゴルフシューズだ。国内でのウオーキングシューズの人気も高い同社は、ゴルフシューズにもさまざまなテクノロジーを搭載している。ニューバランス原宿(東京都渋谷区)で、オススメのシューズや機能性などについて聞いた。
 米ボストンに本社を置くニューバランスは、1906年にアーチサポートインソールや矯正靴のメーカーとして誕生した。今年で創業115周年。履き心地には定評があり、その技術を生かして5年ほど前からゴルフシューズも手掛けるようになった。

 ニューバランス原宿のフロアマネジャー、松野洋平氏が勧めてくれたのは、今年の新作モデルでスパイクレスの「MGB4300」(税込み1万7600円)。その特長について「18ホール、長時間歩いたときの歩きやすさだったり履き心地の良さ、疲れにくさというところに焦点を当てているのが、他のゴルフシューズと違う一番のポイントです」と話した。

 微調整可能なダイヤルでフィット感を調整する「BOAフィットシステム」は他のゴルフシューズにも搭載されているが、MGB4300は甲に走っている3本のパネルと連動していて、より高いフィット感を生み出している。いちいち靴ひもを結び直したりする必要はなく、ワンタッチで着脱できる。アッパーはメッシュのため通気性にも優れている。

 ミッドソールにはランニングシューズなどにも使われている独自のクッション素材「FRESH FOAM」を搭載。部位ごとに形状を変えることで高い安定性とクッション性を両立し、疲労を感じにくくなっている。アウトソールは全方位に向いたスマートラバーの突起によって、スパイクレスでも縦や横にぶれない高いグリップ性を誇り、足の横ブレを抑えて正確なスイングと快適な歩行を実現。また、かかとから爪先に向けて体重移動がしやすい構造にもなっている。松野氏は「構造、素材というところでも歩きやすさを意識したつくりになっています」と説明した。

 同社のゴルフシューズはスパイクも含めてさまざまなモデルをそろえており、スニーカーに近いデザインのタイプも多い。MGB4300はデザイン性も高く、ゴルフ場だけでなくさまざまなシチュエーションで利用できそうだ。「スパイクレスの手軽さもありますので、幅広い方に履いていただけるシューズです」とオススメの一品となっている。

 ○…ニューバランスのオフィシャルストア全店では、360度から足を計測する「3Dスキャン」が導入されている。足の形状は、長さ、幅、土踏まずの高さなど、人それぞれに異なり、自分の足を知ることがフィットしたシューズを選ぶコツになる。記者も実際に計測を体験した。データを見ると、足のサイズは左が26・2センチで右が26・1センチ。普段は26・5センチのシューズを履いているが、松野氏によると「そこに0・5~1センチを加えた長さがお勧め」ということで、適正サイズは27センチということが判明した。他には足幅が日本人に多いワイド、土踏まずの高さはローアーチ(低め)ということなども分かった。これらのデータを踏まえ、スタッフがお勧めのモデルをアドバイスしてくれる。計測は無料で、データはパソコン、携帯電話への転送が可能。松野氏は「計測するだけでもご来店していただければ。今後利用するときの参考になります」と話した。

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