今大会で勇退の昌平・御代田監督 シード校に大敗も、花園で確かめた教え子の成長

2021年12月30日 11:22

ラグビー

今大会で勇退の昌平・御代田監督 シード校に大敗も、花園で確かめた教え子の成長
<桐蔭学園・昌平> 試合を終え選手たちをねぎらう昌平・御代田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー2回戦   昌平0ー64桐蔭学園 ( 2021年12月30日    花園ラグビー場 )】 3連覇を目指すシード校・桐蔭学園から得点を奪うことができずに、昌平は花園を去った。3回目の出場で初の3回戦進出を目指したが、目標を果たせずに、選手も泣き崩れた。
 今大会限りでの勇退を明らかにしていた御代田(みよた)誠監督(50)も目を赤くした。無名校の時代から14年間、チーム作りの先頭に立ち、各地のラグビースクールを回り、目についた中学生1人1人に「一緒に昌平で花園を目指そう」と手紙を送りながら、強化に努めてきた。

 「ディフェンスで盛り上げることが、チームの士気を高める」の信条は、桐蔭学園戦でも貫かれ、個々のタックルでは一歩も引かなかった。FB北川主将も「監督がすごく熱い指導でここまで導いてくれた」と感謝。御代田監督も「日本一のチームに64点差。後任の監督がその差を詰めるように頑張ってほしい」と語り、最後まで諦めずに戦った選手を称えた。

おすすめテーマ

2021年12月30日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム