静岡聖光学院 初の3回戦進出ならず…WTB鈴木孝彦が意地の50メートル独走トライも

2021年12月30日 17:38

ラグビー

静岡聖光学院 初の3回戦進出ならず…WTB鈴木孝彦が意地の50メートル独走トライも
<静岡聖光・佐賀工> 敗戦に肩を落とす静岡聖光フィフティーン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第101回全国高校ラグビー大会   静岡聖光学院7―50佐賀工 ( 2021年12月30日    花園 )】 初の3回戦進出を狙った静岡聖光学院はBシードの高い壁を越えることができなかった。SO丸尾瑛主将(3年)は「アタックもディフェンスもあまりうまくできなかった。全員がオプションになれていなかったし、意思統一も足りていなかった」と肩を落とした。持ち味の低く鋭いタックルで応戦するも、フィジカルで勝る相手にモールで押し込まれ、立て続けにトライを許した。
 それでも、意地は見せた。0―38の後半18分。WTB鈴木孝彦(2年)がハーフウエーライン付近でミスボールを奪うと、そのまま50メートルを独走し中央にトライ。「3年生に恩返しのトライができた」とうなずいた。強敵に一矢報いた2年生は「まったく歯が立たないという感じではなかった。守備をもっと磨いてまた戻ってきたい」と1年後を見据えた。

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