ブレイディーが正式に引退を表明 「スリリングな時の流れだった」と現役生活に別れを告げる
2022年02月02日 08:28
アメフト
しかしAP通信は匿名の関係者2人の話として「まだ結論に至っていないことをジェイソン・ライトGM(バッカニアーズ)に伝えた」とESPNの引退報道を否定。当初はしばらく時間がかかると思われていた。
しかし急転直下の引退発表。「スリリングな時の流れ(RIDE)だった。成し遂げたことを誇りに思うし、これからは私を必要とする事柄に精力を注ぐ」としてユニフォームを脱ぐ決意を示した。
20シーズン移籍したペイトリオッツ側は「並外れた現役生活だった。ありがとう、そしておめでとう」とツイート。ブレイディーの功績で昨季のスーパーボウルを制したバッカニアーズ側も「生涯忘れることのない思い出をありがとう、12(ブレイディーの背番号)」とその多大な貢献に感謝する言葉を記した。
ブレイディーはミシガン大から2000年のドラフトでペイトリオッツ入りを果たしたが、6巡目(全体199番目)という遅い指名だった。
しかし2シーズン目の2001年、主力QBだったドリュー・ブレッドソーの負傷離脱に伴って先発に起用されるとすぐに力を発揮。シーズンのMVPには3回(2007、10、17年)選出された。
スーパーボウルでの輝かしい実績だけでなく、22シーズンで数多くのNFL記録を樹立。通算パスTD(624)、通算パス獲得(8万4250ヤード)、レギュラーシーズン通算勝利(243勝)、プレーオフ通算勝利(35勝)など“記憶”だけでなく多くの“記録”も残して背番号12は戦いの場から去っていった。
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