東京五輪レスリング女子金メダリスト須崎が地元企業のキッツ入社 「五輪連覇に最適な環境」

2022年02月22日 17:34

レスリング

東京五輪レスリング女子金メダリスト須崎が地元企業のキッツ入社 「五輪連覇に最適な環境」
東京五輪レスリング女子50キロ級で金メダルを獲得した須崎優衣 Photo By スポニチ
 昨夏の東京五輪レスリング女子50キロ級金メダリストの須崎優衣(22=早大4年)が22日にオンラインで会見し、新たな所属先として4月1日付で総合バルブメーカーのキッツ(本社千葉県千葉市)に入社すると発表した。千葉県松戸市出身の須崎は「私が生まれ育った千葉県から世界で活躍している企業で、スポーツ支援にも力を入れている。24年パリ五輪で2連覇するのに最適の環境と感じた。東京五輪で夢をかなえた会場も(本社がある)幕張で、勝手ながらご縁を感じていた」とあいさつした。
 キッツの河野誠社長によると、同社はこれまでJリーグ、Vリーグ、障害者スキー連盟への支援を行ってきたが、活動に共感を得たレスリング関係者から須崎を紹介されたという。日本オリンピック委員会(JOC)エリートアカデミー出身の須崎の実績もさることながら「周囲への気配りや自分の言葉で伝えられる人間性にもほれこんで、東京五輪開幕前に声をかけさせてもらった」と説明した。須崎は「社会人でもレスリングをできることが当たり前ではないと考えている。ご縁をいただき、素晴らしい環境でレスリングができることに感謝して、より一層頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 練習拠点は従来どおり早大で変わらず、「キッツ」所属での初戦は6月の明治杯全日本選抜選手権になるという。目標を問われた須崎は「今年は全日本選手権で優勝して、世界選手権へ行って世界王者になる。来年は世界選手権で優勝してパリ五輪代表になって、パリ五輪では絶対に2連覇したい」と答えた。

おすすめテーマ

2022年02月22日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム