金髪の新星・林 女子200バタ東京五輪4位相当タイムで初代表、開き直り快泳
2022年03月05日 05:30
競泳
予選は2分9秒34で2位通過。「予選が遅くて不安だった。決勝はどうやって泳ごうか迷っていた」と言う。決勝までに開き直り「最後は“何とかなる”と思って泳いだ。予選が悪いと慌ててしまうので、慌てないように大きく泳ぐことを意識した」と気持ちを整理。持ち味の大きな泳ぎで前半100メートルをトップで折り返すと、後半も後続を引き離した。
昨年4月の東京五輪代表選考会は3位。2位と0秒10差で代表入りを逃した。昨夏の日本学生選手権では東京五輪代表の長谷川涼香(22=東京ドーム)の連覇を阻止して優勝。長谷川が出場を見送った今回のレースは優勝候補の本命としてスタート台に立った。「追われる重圧を初めて感じた。今まで経験したことがなかったが、いざ試合になると緊張、不安が凄く出てきた」。重圧に打ち勝った勝利だった。
一躍、世界選手権のメダル候補に躍り出た新星は、金髪の理由を問われると「難しい質問ですね…」としばらく考え「派手にしてみようと思って」と説明。報道陣から日本代表では金髪が認められていないことを知らされると「(黒く)染めてきます」と即答する初々しさを見せた。
◇林 希菜(はやし・きな)2001年(平13)7月14日生まれ、大阪府出身の20歳。近大付高―同大。イトマンSS所属。19年高校総体の女子200メートルバタフライで優勝。21年日本学生選手権では東京五輪代表の長谷川涼香の連覇を阻止して頂点に立った。好きな言葉は「ピンチはチャンス」。身長1メートル62。
おすすめテーマ
2022年03月05日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
競泳 塩浦 世界選手権出場権逃す 妻おのののかに吉報届けられず
-
ラグビー・大阪 埼玉に8トライ差の完敗 がっくりのアッカーマンHC「克服すべき課題が多い」
-
Sスケート堀川桃香、富士急入りに「ホッとした。いい環境で練習できれば」4年後五輪での活躍誓う
-
黄アルムが6打差首位 渡辺彩香が2位 稲見萌寧と勝みなみが3位 女子ゴルフ開幕戦前半終了
-
松山英樹は72で39位に浮上「頭を切り替えてできた」 アーノルド・パーマー招待
-
ラプターズは下位2チームにホームで連敗 3試合ぶり出場の渡辺は3P1本成功
-
“夏冬二刀流”村岡桃佳が日本勢1号金メダル! 北京パラアルペンスキー女子
-
ゴルフのR&Aがロシアとベラルーシ選手を締め出し
-
小平智が66で通算10アンダーの2位浮上 米男子ゴルフプエルトリコOP
-
ウィザーズがホークスに3点差で黒星 八村は3P3本で19得点 3P成功率は54%に上昇
-
桃田賢斗、今年初の海外遠征へ出発「地に足をつけて納得いくプレーを」16日から全英OP
-
北京パラ開幕 ただ、全力を 選手たちの姿が訴えかけてくれる平和の尊さ
-
北京パラ開幕 日本は2番目に入場、スキー距離・川除が旗手「全力で頑張る」
-
北京パラ 夏経て日の丸アスリート 二「冬」流の挑戦 スキー距離・有安 オールをポールに持ち替えて
-
北京パラ 夏経て日の丸アスリート 二「冬」流の挑戦 スノボ・小須田 師の激励胸に「最高の滑りを」
-
北京パラ 夏経て日の丸アスリート 二「冬」流の挑戦 アルペンスキー・村岡 主将が連覇の“ゴール”へ
-
北京パラ 夏経て日の丸アスリート 二「冬」流の挑戦 バイアスロン・佐藤 大ケガ乗り越え“鉄人”健在
-
琴音 3差3位浮上、思い出の大会でツアー2勝目狙う 昨年トンネル脱出のきっかけ
-
初日首位の彩香「いいリズムでできた」2位、“自分を認める”意識改革の成果出た
-
西村 ショット安定、6位浮上に笑み「どんどん順位を上げられるよう頑張りたい」
-
柏木キャディー 帽子に手作りウクライナ国旗、反戦訴える「早く終わってほしい」
-
渋野 49位浮上、大会初のアンダーパーにホッ「いいふうに持ってこられた」
-
桃子 ホールインワン!池に囲まれたグリーンでお見事、日本勢トップの26位
-
新谷節で「新しい恋人」探し 6日東京マラソンで13年ぶりフル挑戦、日本記録更新狙う
-
男子世界記録保持者・キプチョゲ「強い決意を持って走る」、レース後のあんパン楽しみ
-
鈴木&一山“夫妻記録”更新は興味なく平常心「目指してない」「みじんもない」
-
土方は“設楽先輩タイム”2時間6分11秒目標「多くの選手に勝てるように頑張る」
-
金髪の新星・林 女子200バタ東京五輪4位相当タイムで初代表、開き直り快泳
-
大橋 前日の涙から切り替え、女子200個人メドレー2位 自分のレースに集中
-
池江 女子100自由形Vも涙「去年から成長していない」、派遣標準記録届かず
-
東京SG 8トライ56得点で7勝目、攻撃ラグビー戻った マッケンジーが初のハットトリック
-
ラグビー神戸 不戦敗含め3連敗…遠のくプレーオフ進出 コロナ禍での4週間ぶり実戦は大差で完敗
-
新浜 500メートル2位、切り替えに苦闘 Sスケート世界選手権スプリント部門
-
正代 味覚障害だった…回復も不安な心境明かす、13日初日大相撲春場所
-
日本生命が女子4連覇 ダブルスで流れ乗った、MVPに平野「最高のチーム」
-
松山 後半伸ばせず63位発進、第2日へ切り替え「ひとつずつ伸ばしたい」
-
日本は4位 スーツ規定違反は1人だけ スキージャンプW杯混合団体
-
沙羅 復帰2戦目は4位、逆転狙うも連勝ならず「まだ恐怖心感じる」
-
陵侑 2位で連勝逃す「もうちょっと飛びたかった」も総合首位守る