森井大輝 5大会連続表彰台の銅獲得「価値のあるメダル」 北京パラアルペンスキー滑降

2022年03月05日 20:57

アルペンスキー

森井大輝 5大会連続表彰台の銅獲得「価値のあるメダル」 北京パラアルペンスキー滑降
アルペンスキー男子滑降座位のメダルセレモニーで、銅メダルを手に笑顔の森井大輝(共同) Photo By 共同
 【北京冬季パラリンピック第2日アルペンスキー ( 2022年3月5日    国家アルペンセンター )】 男子滑降(座位)が行われ、6大会連続出場で、41歳の森井大輝(トヨタ自動車)が銅メダルを獲得した。06年トリノから5大会連続の表彰台。90度に曲がる急カーブや氷のように硬いコースを滑りきり「今までのメダルもうれしいけど、その中でも価値のあるメダル」と胸を張った。

 アルペン座位男子トリオの一角として、気持ちを高めた。森井の前に滑った狩野亮(35=マルハン)が7位、鈴木猛史(33=KYB)は8位と本来の力を発揮できなかった。3人は練習はもちろん、合宿や遠征も共にする仲。「亮、猛史が滑る映像を見た時(自分のことのように)悔しかった。僕が頑張るしかないと思った」と仲間の思いを胸に滑走した。

 森井は今回でパラ通算6個目のメダルとなったが、まだ頂点には一度も届いていない。残り4種目。悲願の金メダルへ「気持ちに余裕を持って自分の滑りができれば、もう2つくらい高い順位のメダルが獲れると思う」と意気込んだ。

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