東レ がん闘病の主将・藤井直伸に白星贈った!李、難波は丸刈りでエール

2022年03月05日 22:45

バレーボール

東レ がん闘病の主将・藤井直伸に白星贈った!李、難波は丸刈りでエール
<東レ・パナソニック>藤井のユニホーム「21」を掲げ、勝利に喜びの東レメンバー (C)東レアローズ Photo By 提供写真
 【バレーボールV1男子   東レ3―1パナソニック ( 2022年3月5日    パナソニックアリーナ )】 バレーボールV1男子3位の東レが4位のパナソニックを3―1で振り切った。
 第4セット31―31。手に汗握る攻防を相手を上回る団結力で制した。途中出場のベテランOH星野秀知(31)がレフトから豪快なアタック。最後はMB高橋健太郎(27)が決して得意ではないサービスエースを決め、ファイナル3進出を懸けた大事な第1ラウンドを制し、3位を死守した。「みんなが負けられないと分かっていたので、気持ちが切れることなく声を掛け合い一つになっていました」と昨季まで主将としてけん引した星野が胸を張った。

 東京五輪日本代表Sで主将の藤井直伸(30)が先月27日に「ステージ4の胃がん」を公表して以来、初めての試合。闘病中の仲間には勝利こそが良薬と信じ、日本代表でともに戦ったMB李博(31)、そして新人MB難波尭弘(23)の2人が、現在の藤井同様に頭を丸刈りにして気持ちを一つにした。

 試合後、藤井の回復を願うパナソニック選手手製の千羽鶴を主将でMB山内晶大(28)から李が受け取った。感謝の思いを6日の第2戦でも全力プレーで表す。(小澤 秀人)

おすすめテーマ

2022年03月05日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム