帝京大ラグビー部に130キロ“BIGBOSS”相馬新監督就任「よりいいチームにしたい」

2022年03月11日 05:30

ラグビー

帝京大ラグビー部に130キロ“BIGBOSS”相馬新監督就任「よりいいチームにしたい」
帝京大ラグビー部の監督に就任した相馬朋和氏 Photo By スポニチ
 帝京大ラグビー部は10日、東京都内で会見を開き、岩出雅之氏(64)の監督退任と相馬朋和氏(44)の新監督就任を正式発表した。9連覇を含む10度の大学日本一という金字塔を打ち立てた岩出氏は、「しっかりとバトンを引き継いでくれる指導者がいることに幸せを感じている」とあいさつ。今年度、4季ぶりに王者に返り咲いたチームを引き継ぐ相馬氏は「よりいいチームにしたい。その結果、勝つことができれば素晴らしい」と抱負を述べた。
 相馬氏は現役時代からスポットで指導に関わり、主にスクラムを指導して9連覇にも貢献。岩出氏の監督就任と同じ96年に入学しており、長い年月をかけて名将の薫陶を受けてきた。近年、代表やリーグワンでは海外出身選手の活躍が目立っており「日本の選手を指導して、次のレベルに送り出したい」と究極の目標を明かした。

 現在の体重は現役時代よりも10キロ重い130キロ。岩出氏から「痩せるように言ってください」とちゃかされた“BIGなBOSS”が、真の意味でのビッグボスへと歩み始める。

 ◇相馬 朋和(そうま・ともかず)1977年(昭52)6月5日生まれ、神奈川県出身の44歳。東京高からラグビーを始め、帝京大を経て00年4月に三洋電機(旧パナソニック、現埼玉)入り。05年に日本代表初キャップを獲得し、07年W杯代表に選出。1次リーグ第2戦のフィジー戦では右プロップで先発出場してトライも記録。13~14年シーズン限りで現役を引退し、パナソニックなどでコーチを歴任。昨年10月から帝京大FWコーチ。日本代表通算24キャップ。家族は妻と2男1女。

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