歩夢“次世代のため”ハーフパイプ増設熱望 ミラノ五輪挑戦も表明「新たな挑戦に踏み出したい」

2022年03月19日 05:30

スノーボード

歩夢“次世代のため”ハーフパイプ増設熱望 ミラノ五輪挑戦も表明「新たな挑戦に踏み出したい」
<平野歩夢会見>北京五輪で獲得した金メダルを披露する平野歩夢(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 北京五輪スノーボード・ハーフパイプ男子で金メダルを獲得した平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が18日、東京都内の日本記者クラブで会見に臨み、国内のハーフパイプ増設を訴えた。
 スノボで日本勢初の金メダルを獲得してから1カ月。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会に向けて「次の冬季五輪も続けていける限りはチャレンジしたい」と表明した平野歩にとって、競技環境の向上は現実問題だ。東京五輪を終えた昨夏は国内で雪上練習ができる環境がなく、北京五輪に向けてスイスで長期合宿を組んだほど。「地元にハーフパイプを練習できる環境があまりない。日本に海外規模の練習環境があったらいいな」と思いを口にした。

 幼少期は地元の新潟県村上市から山形や福島へ練習環境を求めていた平野歩。欧州と日本の気候差はあるが、冬季でもトップ選手の練習に耐えうるパイプの数は少ない。設置費用やメンテナンスなどでばく大な費用がかかることは承知の上で、「環境が整えば子供たちにとって大きい。成長が早くなる」と後進のためにも環境が整うことを願った。

 今後に向けては次回冬季五輪を目指しながらも、「新たな挑戦に踏み出したい」と明言。金メダリストになっても、そのチャレンジャー精神が衰えることはない。 

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