横綱不在場所に…照ノ富士、右踵骨と左膝負傷で休場 手術せず夏場所へ治療に専念

2022年03月19日 05:30

相撲

横綱不在場所に…照ノ富士、右踵骨と左膝負傷で休場 手術せず夏場所へ治療に専念
照ノ富士 Photo By スポニチ
 【大相撲春場所6日目 ( 2022年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )】 横綱・照ノ富士が18日、日本相撲協会に「右踵骨(しょうこつ)骨挫傷、左変形性膝関節症で約1カ月の加療を要する見込み」の診断書を提出し、休場した。5日目の玉鷲戦で2敗目を喫していた。照ノ富士の休場は20年秋場所以来12度目で、昨年秋場所での横綱昇進後は初めて。昨年夏場所以来の横綱不在となった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は手術はせずに5月の夏場所に向け治療に専念することを強調した。
 11勝に終わった初場所中に右足を痛め、それが完治しないまま場所を迎えた。師匠は「押されたときに踏ん張りが利かない。先場所痛めたケガが治っていない。私から見たら、あのケガで普通に相撲を取っていること自体が大変。しょうがない」と説明した。5日目の取組後に師弟で話し合いを行い休場を決断。師匠は横綱から休場を申し出たことを明かし「そういうことを自分から言う子ではない。よほど悪いのでは」とおもんぱかった。

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