高校選抜ベスト4決定 佐賀工は五郎丸以来19大会ぶり 準決勝は東福岡と対戦

2022年03月28日 16:55

ラグビー

高校選抜ベスト4決定 佐賀工は五郎丸以来19大会ぶり 準決勝は東福岡と対戦
<佐賀工×国学院栃木>劇的な逆転勝ちを喜ぶ佐賀工フィフティーン(カメラ・中出健太郎) Photo By スポニチ
 【第23回全国高校選抜ラグビー大会第3日 ( 2022年3月28日    熊谷ラグビー場 )】 準々決勝3試合が行われ、ベスト4が出そろった。流通経大柏(千葉)―報徳学園(兵庫)はチーム内に体調不良者が確認された流通経大柏が辞退したため報徳学園の不戦勝。報徳学園は5回目の出場で初の準決勝進出となった。
 19、20年度に花園を連覇した桐蔭学園(神奈川)と21年度花園覇者の東海大大阪仰星(大阪)の対決は桐蔭学園が15―10で競り勝ち、6大会連続(中止の第21回大会を除く)のベスト4入り。前回優勝の東福岡(福岡)は中部大春日丘(愛知)から8トライを奪い、54―5で快勝して2大会続けて準決勝へコマを進めた。

 佐賀工(佐賀)は後半16分時点の7―19から2点差まで詰め寄り、最後は同31分にFB井上達木(1年)が逆転のDGを決め、1月の花園で準優勝した国学院栃木(栃木)を20―19で撃破。元日本代表FB五郎丸歩を擁して2年連続で準優勝した第3、4回大会以来、19大会ぶりの4強進出を果たした。

 29日の準決勝は東福岡―佐賀工(11時)、桐蔭学園―報徳学園(12時半)の顔合わせとなった。

 ▽準々決勝の結果

 桐蔭学園(神奈川) 15―10 東海大大阪仰星(大阪
 報徳学園(兵庫) 不戦勝 流通経大柏(千葉)
 東福岡(福岡) 54―5 中部大春日丘(愛知)
 佐賀工(佐賀) 20―19 国学院栃木(栃木)

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