岩崎亜久竜 自画自賛の終盤3連続バーディーで4差3位浮上「満足のいくラウンド」
2022年04月02日 16:41
ゴルフ
「最後のボギーは悔しいですけど満足のいくラウンドでした。凄く集中できてて良かったと思います」
岩崎が自画自賛したのは終盤の3連続バーディー。始まりは15番パー4(357ヤード)。85ヤードの第2打を58度のウエッジで30センチに寄せると、続く16番パー3(177ヤード)では7Iの第1打をピン奥1・5メートルへ。さらに17番パー5(518ヤード)では250ヤードの第2打を3Iでグリーン手前まで運び、絶妙のアプローチで再びOKバーディーを奪った。
岩崎にとってはこの試合が予選落ちした昨年9月のANAオープンに続くレギュラーツアー2戦目。しかも明日3日は自身初体験となる最終日最終組。ハードルは高いが「1打1打いつも通りにやりたい」と無欲の挑戦を強調する。
昨年12月から米ツアーを転戦中の渋野日向子(23=サントリー)と同じ斎藤大介トレーナーの下、ショットの安定感とキレを増すため動きが硬いと悩んでいた“股関節改革”に取り組んだ。対面でのトレーニングはまだ3回ほどだが、ダウンスイングからフォローにかけての動きがハッキリ自覚できるほどスムーズになった。
オフには200万円以上する弾道測定器を購入し、100ヤード以内のショットを5ヤード刻みで打ち分けられるよう打ち込みを続けてきた。さまざまな取り組みの成果がこの開幕戦で実を結びつつある。
静岡県清水町出身。8歳からゴルフを始め、クラーク記念国際高から名門、日大へ進んだ。1メートル81、86キロの大型プレーヤー。アマチュア時代はビッグタイトルこそないが、2019年に日本アマチュア選手権で4位に入るなど将来性は高く評価されてきた。下部ツアーでは予選会から勝ち上がった2021年太平洋クラブチャレンジでプレーオフの末、2位に敗れ、悔し涙を流した。さらに格上の舞台となるが、一気にスターダムを駆け上がる絶好の好機でもある。
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