76ersのエンビードが復帰してヒートに快勝 マーベリクスも3戦目で初勝利

2022年05月07日 13:19

バスケット

76ersのエンビードが復帰してヒートに快勝 マーベリクスも3戦目で初勝利
ヒートのアデバイヨとリバウンドを争う76ersのエンビード(AP) Photo By AP
 西地区第4シードのマーベリクス(52勝30敗)は6日、地元ダラス(テキサス州)で準決勝の第3戦に臨み、リーグ最高勝率を収めている第1シードのサンズ(64勝18敗)を103―94(前半51―44)で下して1勝2敗。ジェイレン・ブランソン(25)が28得点、ルカ・ドンチッチ(23)が26得点、13リバウンド、9アシストを挙げ、レギュラーシーズンを含めて続いていたこのカードの連敗を11で阻止した。
 6日が37歳のバースデーだったサンズのクリス・ポールは37分の出場で12得点、7リバウンド、4アシスト。今ポストシーズンでは1回戦からの8試合でターンオーバーは計13回だったが、この日は前半だけで7回を記録するなど勢いに乗れなかった。

 5本の3点シュートをすべて決めたジェイ・クラウダー(31)がチーム最多の19得点、デビン・ブッカー(25)は18得点をマーク。先発全員が2ケタ得点を記録してチームの3点シュート成功率は46・4%(28本中13本)と悪くはなかったが、ペイント内のスコアでは32―50と大差をつけられた。

 一方、東地区第4シードの76ers(51勝31敗)も地元フィラデルフィア(ペンシルベニア州)で第1シードのヒート(53勝29敗)を99―79(前半41―31)で退け、マーベリクス同様に準決勝シリーズの3戦目で初勝利。ラプターズとの1回戦第6戦(4月28日)で右眼窩底を骨折して脳振とうも引き起こしていたセンターのジョエル・エンビード(28)が3試合ぶりに復帰し、36分の出場で18得点と11リバウンドをマークして勝利に貢献した。

 7本の3点シュートを決めたダニー・グリーン(34)と5本を成功させたタイリース・マキシー(21)がそれぞれ21得点を記録。76ersは0勝2敗となった過去19回のプレーオフで一度もシリーズを逆転して制覇したことはないが、0勝3敗となったケースでNBAでは逆転突破したチームが皆無だけに(過去146回)、最悪のシナリオだけは回避した。

 チームの3P成功率が今季リーグ1位(37・9%)だったヒートのこの日の成功数は30本中7本。25・0%にまで数値は低下し、79点は今季2番目に少ない合計得点となった。

 ジミー・バトラー(32)が33得点、シックスマン賞を受賞したタイラー・ヒーロ(22)が14得点をマークしたものの、2ケタ得点はこの2人だけ。左太腿を痛めていたカイル・ラウリー(36)は5試合ぶりに復帰して先発したが、25分出場して無得点に終わった。

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