フェンシング・見延和靖 世界選手権銀メダル 日本男子エペ史上初の同大会メダル獲得

2022年07月20日 08:19

フェンシング

フェンシング・見延和靖 世界選手権銀メダル 日本男子エペ史上初の同大会メダル獲得
フェンシング世界選手権男子エペで日本人初となる銀メダルを獲得した見延和靖(日本フェンシング協会提供) Photo By 提供写真
 フェンシング世界選手権(エジプト・カイロ)の男子エペ個人戦決勝が19日(日本時間20日)に行われ、見延和靖(35、ネクサス)が銀メダルを獲得した。男子エペの世界選手権における日本選手のメダル獲得は史上初で、歴史的快挙となった。
 3回戦で山田優(山一商事)、準々決勝で加納虹輝(日本航空)と日本人対決を制し、準決勝ではレイズリン(ウクライナ)に13-12で勝利。決勝では昨年の東京五輪金メダリストで世界ランク1位のロマン・カノヌに敗れたが、堂々の銀メダル。見延の国際大会個人戦でのメダル獲得は2019年5月のグランプリ・カリ大会(コロンビア)以来となった。

 見延は東京五輪の男子エペ団体で日本の主将として、フェンシング競技で男女通じて初めてとなる金メダルを獲得。「エペジーーン」は新語・流行語大賞にノミネートされるなど注目された。


 ▼見延和晴 日本人対決の接戦を勝ち抜き、誰が獲ってもおかしくないメダルだったと思います。だからこそ、最後まで勝ち切ることが出来ず、日本の強さを証明出来なかった事が非常に悔しいです。この悔しさを噛み締め、団体戦ではチーム一丸となって金メダルを勝ち取りたいと思います。

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