原英莉花 90キロのシロカジキ効果で不振脱出目指す

2022年07月20日 15:28

ゴルフ

原英莉花 90キロのシロカジキ効果で不振脱出目指す
オープンウイーク中に希少種のシロカジキを釣り上げた原英莉花はご機嫌な笑顔で後半戦に臨む Photo By スポニチ
 女子ゴルフの大東建託・いい部屋ネット・レディース(賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円)は21日から4日間、北海道札幌市の滝のCC(6560ヤード、パー72)で行われる。
 今季の国内女子ゴルフツアーはこの試合から後半戦に突入する。今季ここまでほけんの窓口レディースの5位が最高と勝ち星がない原英莉花(23=NIPPON EXPRESSホールディングス)は試合のなかった先週の12日に地元神奈川県の下田沖で希少種のシロカジキ90キロを釣り上げたという。

 「角がピヨーンってなってました。しんどかった。“もう無理”って10回くらい言ったんですけど、頑張れって言われて」

 手巻きのリールで約30分間格闘。釣り上げた瞬間「ここで運を使っちゃった」と弱気の虫が出たが、同じ船に乗船していた釣り仲間から「1000匹に1匹のこんな珍しいシロカジキを釣り上げて運気が上がるのはこれからだよ」と諭され、気持ちを切り替えた。

 3年ほど前から船釣りにはまり「ある意味、海は神社。私にとってのパワースポットなんです」とゴルフで落ち込むと船で海に出るのが最近の気分転換法になっている。

 後半戦のテーマは「なよらない」。この言葉は原本人よると「戦う気持ちを常に持つ」という意味だという。シロカジキ効果で腰痛にも悩まされた前半戦の不振を吹き飛ばす。

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