梶村祐介が軽快な動き、生き残りへアピール続く「コンディションは凄くいい」 ラグビー日本代表候補合宿

2022年09月07日 05:45

ラグビー

梶村祐介が軽快な動き、生き残りへアピール続く「コンディションは凄くいい」 ラグビー日本代表候補合宿
試合形式の練習で味方にパスする梶村(右)とライリー Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表候補合宿は6日、大分県別府市内で行われた。今秋の活動は候補52人でスタートし、10月のオーストラリアA代表戦までに約40人に絞られる方針。19年W杯日本大会は代表入りを逃したCTB梶村祐介(26=横浜)もポジション争いでアピールを続けている。
 5日から始まった別府合宿。梶村の動きは軽快だった。「コンディションは凄くいい」。初日に続き、全体練習では試合形式で動きを確認。練習後の取材対応では充実した表情をのぞかせた。

 今夏の代表活動では6月のウルグアイ戦に12番で先発出場しトライを奪うも、7月のフランス2連戦の前にコンディション不良で離脱した。チームを離れてからはスピード系トレーニングに注力。チーム内のスピードコンテストではバックス陣の上位だといい「効果が得られたので、良かった」と手応えを口にした。

 来秋のW杯フランス大会へ、熾烈(しれつ)なポジション争いが本格化する。CTBには通算30キャップを誇る中村亮土(東京SG)をはじめ、ライバルが多い。今夏の活動後には、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチから厳しいフィードバックを受け「今はジャパンの12番は亮土さんになるので、“彼と比べても、もっとやってほしい。もっとできる。もう一段階レベルを上げてほしい”と言われた」という。

 日本開催だった前回19年W杯は大会直前までチームに同行するも、最終的には代表入りを逃した。悔しさは胸に刻まれ、来年こそ大舞台への出場を目指すが「あまり先を見過ぎず、しっかり戦いたい」と冷静な梶村。10月から始まるオーストラリアA代表3連戦(非テストマッチ)、ニュージーランド、イングランド、フランスとのテストマッチへ「良い準備をして迎えたい」と見据えた。

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