メジャー初V目指す西郷真央 欧米遠征以降勝ち星なしも「今は良くなるための課程」と笑顔で前向き

2022年09月07日 16:48

ゴルフ

メジャー初V目指す西郷真央 欧米遠征以降勝ち星なしも「今は良くなるための課程」と笑顔で前向き
<日本女子プロ・プロアマ>スレンダーになった西郷真央(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 女子ゴルフの今季メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(賞金総額2億円、優勝賞金3600万円)は8日から4日間、京都府城陽市の城陽CC(6555ヤード、パー72)で行われる。
 ツアー通算5勝の西郷真央(20=島津製作所)は昨年2位だったこの大会で念願のメジャー初優勝を狙う。

 「コースがすごく難しいのでそこに自分がどれだけアジャストできるかが重要になってくると思います」

 ツアー本格参戦2季目の今季は3月の開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースでツアー初優勝を飾ったのを皮切りに、5月のブリヂストン・レディースまでの2カ月半で5勝。年間女王を決めるメルセデスランキングでも首位を独走していたが、トータルで1カ月半に及ぶ欧米遠征を挟んだ8月以降は前週ゴルフ5レディースの18位が最高。メルセデスランキングの首位も同じ“新世紀世代”山下美夢有(21=加賀電子)に譲った。数字上は春に見せていた破竹の勢いはないが、西郷本人は今の状況を決して悲観はしていない。

 「自分の中では調子が下がっているというより良くなるための課程かなと前向きに捉えています」

 トレーニングの成果や気温の上昇など複合的な要因から昨季より飛距離が出るようになった。今は自分のゴルフの変化に適応しようと、縦距離の調整など試行錯誤を繰り返している段階。夏以降も春同様、日々“進化”を感じながらプレーを続けている。
 

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