飛び込み玉井 2位に210点差で優勝 満点演技も「全部10点じゃなくて残念」 とちぎ国体
2022年09月14日 15:46
飛び込み
飛躍のきっかけをつかんだのは世界選手権だった。「世界選手権は決勝進出を目標に掲げていたので決勝は気楽に臨めた。それまでは大会に“つらい”とか“しんどい”という思いを抱えて臨むことが多かったが、気楽に臨んだ世界選手権で結果が出せたことで、試合を“楽しむ”ことを見つけられた」。今は試合中も他の選手と会話したり、スマートフォンを触ったりとリラックス。気負わずにフラットな心理に飛び込み台に上がれていることが好結果を生んでいる。
今夏は世界選手権(6月18~7月3日、ブダペスト)で銀メダルを獲得。帰国後も日本選手権(8月5~7日、栃木)、高校総体(同17~20日、高知)、ジュニアオリンピック杯(同22~25日、大阪)と連戦が続いた。今後は世界ジュニア(11月27~12月4日、モントリオール)に出場する可能性を残すが、今大会で今シーズンは一区切り。玉井は「思い出深い1年になった。世界選手権で2番になれて、自己ベストも出せた。成長できたシーズン」と総括した。
今月11日には16歳の誕生日を迎え、国内の飛び込み仲間から香水やお菓子などをプレゼントされ、海外選手からも祝福メッセージが届いた。来夏の世界選手権(8月2~11日、福岡)には高飛び込みと板飛び込みの2種目出場を目指している。目標は24年パリ五輪での日本勢の飛び込み史上初のメダル獲得。「板飛び込みは苦手種目をきっちり決められるように練習したい。高飛び込みは6本全ての演技で90点台、100点台を出せるように完成度を高めたい」と視線を上げた。
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