元豊響・山科親方 来年1月29日の引退相撲詳細発表 故郷の山口物産展構想、ポスターには初金星の取組

2022年09月15日 14:17

相撲

元豊響・山科親方 来年1月29日の引退相撲詳細発表 故郷の山口物産展構想、ポスターには初金星の取組
来年1月29日に行われる自身の引退相撲をPRする元幕内・豊響の山科親方 Photo By スポニチ
 昨年名古屋場所で引退した、元幕内・豊響の山科親方(37)が15日、来年1月29日に東京・両国国技館で開く引退相撲の詳細を同館で発表した。ポスターには12年夏場所、宮城野親方(37=元横綱・白鵬)から挙げた初金星の取組を採用したと明かした。
 山口県下関市出身で、現役時代から「山口ふるさと大使」を務めた縁もあり、会場で物産展を開く構想も披露した。「食べ物がおいしく、海も山もある。瓦そばも食べてもらいたい」とアピールした。

 チケットは現在発売中で、「できるだけ多くの方にはさみを入れてもらいたい」。ただ、宮城野親方の引退相撲の翌日とあって、「自分なりの断髪式ができれば」と苦笑いした。

 破壊力ある突き押し相撲で08年九州場所、東前頭2枚目まで番付を駆け上がった。07年名古屋場所での新入幕から十両陥落もあったが、17年夏場所まで10年、幕内力士を務めた。現在は所属する境川部屋の部屋付き親方として後輩を指導する。

 境川部屋の新入幕・平戸海(22)が4日目を終えて3勝1敗と存在感を発揮する。稽古場ではぶつかり稽古で胸を出すといい、「稽古量十分で、その稽古が本場所につながっている。性格は大人しいが内に秘めたものがある」と躍進を頼もしく見つめていた。

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