体操男子個人総合・23歳杉野が初V 萱の3連覇阻止 谷川兄弟は不振

2022年09月20日 04:22

体操

体操男子個人総合・23歳杉野が初V 萱の3連覇阻止 谷川兄弟は不振
床の演技を終えてガッツポーズする杉野正尭 Photo By スポニチ
 体操の全日本シニア選手権は19日にアリーナ立川立飛で行われ、男子個人総合は杉野正尭(23=徳洲会)が世界選手権(10月29日開幕、英リバプール)代表組や3連覇中だった萱和磨(25=セントラルスポーツ)らを抑えて初優勝を飾った。女子は同代表の宮田笙子(17=鯖江スクール)が4種目合計55・265点で個人総合を2連覇し、団体総合と種目別の跳馬、段違い平行棒、平均台を合わせて5冠に輝いた。
 3人出場した男子の世界選手権代表は谷川兄弟の兄・航が4位、弟・翔が5位、神本雄也が14位と振るわなかった。航は最終種目の鉄棒で離れ技の伸身トカチェフで落下。「自分の中で心配だったのはカッシーナ。なんで?という感じ」と首をひねった。あん馬で落下した翔は「まだ焦ったり、縮こまったりがある」と反省。ただ、強く意識してきた着地には一定の成果があり、「結局は練習を頑張るしかない」と前を向いた。

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