今場所3度目の大関総崩れ…合計10勝20敗 カド番・御嶽海は早くも陥落崖っ縁

2022年09月21日 05:30

相撲

今場所3度目の大関総崩れ…合計10勝20敗 カド番・御嶽海は早くも陥落崖っ縁
玉鷲(手前)にすくい投げで敗れる御嶽海(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所10日目 ( 2022年9月20日    両国国技館 )】 カド番の御嶽海が大関昇進4場所目で早くも崖っ縁に立たされた。好調の玉鷲相手に立ち合いから一気に攻め込んでいったが、逆転のすくい投げに屈して7敗目。土俵下の佐渡ケ嶽審判長(元関脇・琴ノ若)は「足は出ている。攻める姿勢が見えた」と内容面を少し評価したが、6日目から5連敗と完全に精彩を欠いている。大関の座を守るためには残り5日全勝するしかない、極めて苦しい状況になった。
 貴景勝と前日に負け越した正代も敗れて2日連続今場所3度目の総崩れ。10日間3人の星の合計は10勝20敗と大きく負け越している。照ノ富士の休場で横綱不在となった今こそ、番付最上位の大関陣に土俵を引き締めてもらいたい。

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