坂本花織、右手小指骨折も「伸びしろたくさん」樋口新葉は「一日一日を大切に」

2022年09月28日 17:06

フィギュアスケート

坂本花織、右手小指骨折も「伸びしろたくさん」樋口新葉は「一日一日を大切に」
オリパラ優秀賞顕彰の表彰式に参加した(左から)樋口、永岡文科相、JOC山下会長、坂本 Photo By スポニチ
 フィギュアスケートの世界選手権女王で北京五輪個人、団体とも銅メダルの坂本花織(シスメックス)、同五輪団体銅の樋口新葉(明大)が28日、都内で行われた五輪、パラリンピック優秀者の文部科学大臣顕彰および表彰式に出席した。
 選手を代表して謝辞を述べた坂本は「試合並みに緊張した」と振り返り「名誉ある賞をいただけて凄いうれしい気持ちでいっぱいです」と話した。樋口も「五輪の影響力を凄く感じた」と実感を込めた。

 2人は今月のロンバルディア杯(イタリア)が今季初戦だった。坂本は「まだまだレベルの取りこぼしやジャンプのミスだったり、伸びしろはたくさんある。そこを改善していけるように」と語る。その1週間前にアクセルの練習中に右手小指を骨折。「転けたところがフェンスでガンって肘と手首をぶつけて、壁を手で止めようと思ったらガンって」と豪快に笑いながら明かし「大丈夫です」と強調した。「世界選手権とか全日本でしっかり成績を残せるように頑張りたい」と決意も口にした。

 右すね疲労骨折から回復途上の樋口は「自分がどこまでできるか確認できて良かった」と今季初戦を振り返り、「一日一日を大事にしてどういう滑りをしたいかを考えながら練習するようにしている」と現状を語った。

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