ホストプロの星野陸也「何としても頑張らないといけない」今季初V目指す

2022年09月28日 16:05

ゴルフ

ホストプロの星野陸也「何としても頑張らないといけない」今季初V目指す — ＜バンテリン東海C・プロアマ＞今大会のホストプロ・星野陸也はバンテリンの商品を手にポーズ（撮影・井垣　忠夫） Photo By スポニチ

　男子ゴルフのバンテリン東海クラシック（賞金総額1億1000万円、優勝賞金2200万円）は29日から4日間、愛知県みよし市の三好CC西C（7300ヤード、パー71）で行われる。

　大会を主催する興和所属の星野陸也（26）は28日、プロアマ戦に出場するなどして最終調整を終えた。ホストプロとして初めて臨んだ昨年のこの大会は初日73位と出遅れながら2日目から3日連続の60台を叩き出して9位。ホストプロ2年目の今年は当然、さらに上位を目指す。

　「今年はまだ、勝ってないので。毎年、勝つというのを目標にしてますし、ホストプロとして出場するこの大会で優勝できたら最高ですね」

　2018年フジサンケイ・クラシックでツアー初優勝を果たして以降、毎年、積み重ねてきた勝ち星は5個。今年もシーズン開幕から3位、2位、2位と優勝争いに絡むなど6試合連続でトップ7入り。ツアー通算6勝目は時間の問題と思われていたが、全米プロ、全米オープン、全英オープンと続いた海外メジャー挑戦を挟んだ夏以降は優勝争いに加わることなく20位前後の成績で終わることが多くなった。

　日米欧の移動による疲労と体重減、英国遠征の帰路、空港でクラブを紛失したことなどがその原因だが、秋以降、体調面も回復、1W、3Wなど新調したクラブもようやく手になじむモノが見つかった。今は再び上昇機運の中にいる。

　来季の米下部ツアー挑戦を目指す星野にとってこの試合を含むここからの2試合は「正念場」。10月10日時点の賞金ランキング上位5人に来季の出場権を争う最終予選会からの出場権が与えられるからだ。現在、5位・岩田寛（41＝フリー）とは362万568円差の8位。「何としても頑張らないといけない」と背水の陣で今季初勝利を取りにいく。