ウィザーズが3勝目 ホームでのピストンズ戦は通算15連勝 八村は10得点

2022年10月26日 10:33

バスケット

ウィザーズが3勝目 ホームでのピストンズ戦は通算15連勝 八村は10得点
ピストンズのカニングハムをかわしてダンクを決めるウィザーズの八村(AP) Photo By AP
 ウィザーズは25日、地元ワシントンDCで昨季4戦全勝だったピストンズと対戦。120―98(前半56―49)で勝利を収めて今季の成績を3勝1敗とした。ホームでは2戦2勝でこのカードは通算6連勝。本拠地「キャピタルワン・アリーナ」では2014年1月18日に98―104で敗れて以来、ピストンズに対しては通算15連勝を飾った。
 今季23・0得点のブラドリー・ビール(29)は腰に違和感を訴えて22分の出場(13得点)にとどまったが、カイル・クーズマ(27)が25得点、クリスタプス・ポルジンギス(27)が20得点、ベンチから出たウィル・バートン(31)が16得点を挙げて勝利に貢献した。

 チームの3点シュート成功は33本中10本で成功率は30・3%だったが(ピストンズは28・6%)、リバウンド数(47―41)、ペイント内の得点(54―44)、速攻の得点(18―7)、ベンチスコア(43―25)ではいずれもピストンズを上回った。

 八村塁(24)は10―11で迎えた第1Qの5分8秒からコートに登場。その38秒後には左サイドのパワープレーから右手でフックシュートを決めて初得点を記録した。このあとフリースロー2本とジャンプシュート1本を決めて第1Qは6得点。第2Qの7分0秒では、正面やや左からインサイドにカットしたあとに、右サイドにいたバートンからのノールックパスを受けて右手でダンクを成功。前半では8得点と3リバウンドをマークした。

 第3Qは5分24秒から出場。6分7秒にはドラフト全体13番目に指名されたピストンズの新人センター、ジェイレン・デュレン(18=208センチ、113キロ)との1対1を制し、右ベースライン際からのドライブでゴール下でシュートをねじこんで10得点目を記録した。

 八村は結局27分の出場でフィールドゴール(FG)を7本中4本(うち3点シュートは1本失敗)成功させ、10得点と4リバウンドをマーク。2ケタ得点は3試合連続(12→16→10)となった。

 ピストンズは1勝3敗。ジャズから移籍してきたボヤン・ボグダノビッチ(33)が4本の3点シュートで25得点、昨年のドラフト全体トップで指名されたケイド・カニングハム(21)が18得点、今年のドラフト全体5番目に指名された新人のジェイデン・アイビー(20)が11得点を稼いだものの、後半で点差を広げられた。

 八村の平均得点は今季4試合で11・3、でFG成功は36中18本(成功率50・0%)、3点シュートの成功は7本中3本(同42/9%)でフリースローは6本すべて決めている。

 なおウィザーズは28日に開幕戦で114―107で勝っているペイサーズとホームで今季5戦目を行うことになっている。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場6分52秒=6得点)
(1)5分46秒・左サイドからのパワープレー。ペイント内で右手でフックシュート=○
*8分44秒・フリースロー2本=○○
(2)10分31秒・左サイドでプルアップからジャンプシュート=○
(3)11分32秒・正面からジャンプシュート=×
 ▼第2Q(出場8分23秒=2得点)
(4)6分30秒・ペイント内でジャンプシュート=×
(5)7分0秒・正面やや左からインサイドにカット。右サイドにいたバートンのノールックパスを受けて右手でダンク=○(アシスト・バートン)
 ▼第3Q(出場6分36秒=2得点)
(6)6分7秒・右ベースライン際からのドライブでゴール下=○
(7)8分12秒・右サイドでターンアラウンドからジャンプシュート=×
(8)10分35秒・左コーナーから3点シュート=×
 ▼第4Q(出場4分57秒=シュート機会なし)

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