星野陸也「プロになって一番したかったこと」故郷に錦V 地元茨城県で6勝目 

2022年10月31日 04:22

ゴルフ

星野陸也「プロになって一番したかったこと」故郷に錦V 地元茨城県で6勝目 
優勝を決めた星野は仲間から祝福され涙ぐむ(撮影・西川 祐介) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 平和PGM選手権 最終日 ( 2022年10月30日    茨城県 PGM石岡GC=7039ヤード、パー70 )】 トップからスタートの星野陸也(26=興和)が1イーグル、5バーディー、ボギーなしの63と伸ばして逃げ切り、通算22アンダーで今季初優勝を地元で飾った。昨年5月以来の通算6勝目。チャン・キム(32=米国)、岩崎亜久竜(24=フリー)が5打差の2位。プロ4試合目となる中島啓太(22=フリー)は9月のプロ転向後最高位の5位だった。
 優勝のガッツポーズの後、ウオーターシャワーを受けた星野がタオルで拭ったのは水ではなく勝利の涙だった。茨城県笠間市出身の26歳が6勝目にして飾った地元優勝。「これまでの5勝とは違う感覚。これ(地元優勝)がプロになって一番したかったことだった」。表彰式のインタビューでも「今週は地元の人からいろんなメッセージをもらって」とまた涙だった。

 ロッカーの鏡で「こんな悲しい顔では勝てない」と自分にハッパをかけスタート。1、3、5番とバーディーを奪い後続を引き離す。15番で目標の20アンダーまで伸ばし、16番パー5ではイーグル。最後は5打差をつける圧勝となった。

 今季は6月上旬までに出場した国内6戦で全て1桁順位に入りながら、海外のメジャーに参戦する中で体調を崩し、足踏みをした。だが、地元で息を吹き返し、18年から5年連続となる優勝で、賞金ランクは約7923万円の3位に上昇。トップの比嘉とはまだ約5657万円差があるが「自分に自信もついたし、もう一回勝って、狙える位置にいきたい」。賞金王争いに名乗りを上げた。

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