バイデン大統領がWNBAのグライナー氏について言及 プーチン大統領に“捕虜交換”を再度求める

2022年11月10日 08:29

バスケット

バイデン大統領がWNBAのグライナー氏について言及 プーチン大統領に“捕虜交換”を再度求める
ロシアで禁固9年の刑を宣告されたブリトニー・グライナー氏(AP) Photo By AP
 中間選挙を終えた米国のジョー・バイデン大統領(79)は9日の記者会見で、モスクワの拘置所から刑務所に移送された女子バスケットボールの元米国代表で、WNBAのフェニックス・マーキュリーに所属しているブリトニー・グライナー氏(32)について言及。「選挙も終わったので私の今の願いは、ミスター・プーチンが我々との話し合いに応じ、捕虜の交換について真剣に協議することを可能にすることだ」と語り、同氏と同様にロシアで有罪判決(スパイ容疑)を受けて服役している元海兵隊員のポール・ウィーラン氏の2人と、米国で服役しているロシアの武器商人、ビクトール・バウト氏の交換について、ロシアのプーチン大統領に前向きに考えるように求めた。
 2度の五輪で金メダルを獲得し、WNBAの球宴に8回選出されているグライナー氏は203センチのセンター。WNBAのオフはロシアのチームでプレーしており、今年2月にモスクワの空港で大麻の吸引器などがスーツケースから発見されて身柄を拘束されていた。

 不運なことに直後にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、ロシア側は態度を硬化。8月4日に9年の禁固刑が言い渡され、グライナー氏は「自分よりも重い罪を犯した人が自分より刑期が短い」として控訴していたが、ロシアの裁判所はこれを却下していた。

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