ネッツがニックスに通算8連勝 デュラントはジョーダン以来の記録を樹立 渡辺は精密検査で異状なし
2022年11月10日 14:35
バスケット
デュラントは自身のニックス戦としては通算13連勝で、昨季(22年4月6日)に続いて2試合連続でトリプルダブルを達成。今季の開幕からの得点は32→27→37→33→37→26→36→32→28→27→26→29となり、1988年のマイケル・ジョーダン(ブルズ)以来、34年ぶりとなる開幕12試合連続の25得点以上(ジョーダンは16試合連続)を記録した。
なお7日のマーベリクス戦で左足首を捻挫した渡辺について、ボーン監督はこの日「MRI検査では問題がなかった。数日中に復帰することを望んでいる」と語っている。
7日にホークスに敗れて開幕からの連勝が9で途絶えていたバックスは敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)でサンダーを再延長の末に136―132(前半55―55、延長7―7、再延長10―6)で振り切って10勝1敗。ヤニス・アデトクンボ(27)とドリュー・ホリデー(32)が脚の故障で欠場したが、Gリーグのメンフィス・ハッスルでネッツの渡辺とチームメートだったガードのジェボン・カーター(27)が自己最多の36得点を稼いで勝利に貢献した。
サンダーは4連勝のあと4連敗で4勝7敗。延長残り0・秒、この日39得点のシェイ・ギルジャスアレクザンダー(24)が3点シュートを成功したところで126―125とリードしたが、残り0・2秒、スローインを受けてシュートを放ったバックスのブルック・ロペス(34)に対してルーゲンツ・ドート(23)が反則をコールされ、ロペスがフリースローの1本目を外したあと2本目を入れたために試合は再延長にもつれ込んでいた。
西地区全体で首位に立っているジャズもホークスを退けてバックス同様に10勝に到達。昨オフにドノバン・ミッチェル(26)をキャバリアーズ、ルディー・ゴベア(30)をティンバーウルブスに放出するなど、昨季までチームの中心選手として活躍した2人が不在となりながら、今季の序盤ではウィル・ハーディー新監督(34)の下で健闘している。
レイカーズはクリッパーズに敗れて4連敗を喫し、このカードでは通算9連敗。30得点をマークしたレブロン・ジェームズ(37)の通算得点は3万7311となり、カリーム・アブドゥルジャバー(元レイカーズほか)が保持しているNBA記録(3万8387)まではあと1076点となったが、クリッパーズ戦の残り5分41秒には脚を引きずりながらロッカールームに引き揚げた。
<9日の結果>
*マジック(3勝9敗)94―87マーベリクス(6勝4敗)
トレイルブレイザーズ(8勝3敗)105―95*ホーネッツ(3勝9敗)
ナゲッツ(8勝3敗)122―119*ペイサーズ(5勝6敗)
ジャズ(10勝3敗)125―119*ホークス(7勝4敗)
*セルティクス(8勝3敗)128―112ピストンズ(3勝9敗)
*ネッツ(5勝7敗)112―85ニックス(5勝6敗)
*ラプターズ(6勝5敗)116―109ロケッツ(2勝10敗)
ペリカンズ(6勝5敗)115―111*ブルズ(6勝7敗)
サンズ(8勝3敗)129―117*ティンバーウルブス(5勝7敗)
バックス(10勝1敗)136―132(再延長)*サンダー(4勝7敗)
グリズリーズ(8勝4敗)124―122(延長)*スパーズ(5勝7敗)
*クリッパーズ(7勝5敗)114―101レイカーズ(2勝9敗)
*キングス(4勝6敗)127―120キャバリアーズ(8勝3敗)
*はホームチーム
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