53年ぶり大混戦!昭和44年九州場所以来 4日目までに全勝消える 新小結の翔猿ら3勝1敗

2022年11月16日 18:00

相撲

53年ぶり大混戦!昭和44年九州場所以来 4日目までに全勝消える 新小結の翔猿ら3勝1敗
明生に寄り切りで敗れ悔しがる貴景勝(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所4日目 ( 2022年11月16日    福岡国際センター )】 大相撲九州場所は16日、福岡国際センターで4日目の取組が行われ、新小結の翔猿(30=追手風部屋)、関脇の豊昇龍(23=立浪部屋)らが3勝1敗とした。昭和44年九州場所以来53年ぶりに4日目までに勝ちっぱなしがいなくなり混戦となっている。
 大関・貴景勝は、前頭2枚目・明生に寄り切りで敗れた。今年はここまでの5場所で全て優勝者が異なり、今場所も横綱・照ノ富士不在の“戦国場所”。まだ優勝のない大関が、“年間6人目”の優勝へ痛い連敗となった。カド番の大関・正代も、結びの一番で前頭2枚目・逸ノ城に寄り切りで敗れ2勝2敗とした。

 新小結の翔猿は、小結・霧馬山に上手ひねりで敗れ、初日から4連勝とはならなかった。前日の取り組み後には「良い感じで体が動けています」と語っていたが、土がついた。

 16日に誕生日を迎えた小結・玉鷲は、押し出しで小結・大栄翔を破り38歳初勝利。連敗を脱出した。

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