フェンシング男子・永野 3位でW杯初表彰台「やっと成果が出た」

2022年12月11日 04:11

フェンシング

フェンシング男子・永野 3位でW杯初表彰台「やっと成果が出た」
イタリア国家が流れる中、掲揚される国旗を見つめる3位入賞の永野(右)(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 フェンシング男子フルーレ高円宮杯W杯第2日は個人本戦が東京・駒沢体育館で行われ、予選から勝ち上がった東京五輪代表の永野雄大(ネクサス)が、自身初の表彰台となる3位に入った。シード選手で11月に同種目日本男子3人目の優勝を果たした松山恭助(JTB)は1回戦敗退、東京五輪代表の敷根崇裕(ネクサス)は3回戦で敗退した。
 19、21年全日本王者の永野がシニアのW杯で自身初の表彰台。「2日目(本戦)にも残れない試合が続いて苦しんでいたが、ダメなところを直し、やっと成果が出た。(準決勝で)負けたが成長できた」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。以前から焦って技術精度が落ちる欠点があったが、今大会は前掛かりにならないように心がけて快進撃を続けた。11月の松山の優勝には「シンプルに凄いと思った」と大いに刺激を受け、殻を破った24歳。「まだまだ実力不足。まずはできることを増やす」と謙虚に語った。

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