男子が4大会ぶりV、比嘉一貴がMVPに輝くも「女子はキラキラしてた。男子にも必要かな…」

2022年12月11日 19:50

ゴルフ

男子が4大会ぶりV、比嘉一貴がMVPに輝くも「女子はキラキラしてた。男子にも必要かな…」
<日立3ツアーズ>優勝し笑顔を見せるJGTOチーム(前列左から)蝉川、比嘉、大西、桂川(後列同)星野、青木会長、河本(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【日立3ツアーズ選手権 ( 2022年12月11日    千葉県 大栄CC(男子3625ヤード、シニア3417ヤード、女子3261ヤード)優勝賞金3000万円 )】 国内の男子(JGTO)、女子(JLPGA)、シニア(PGA)各ツアーの賞金ランク上位者らによる6人制の団体対抗戦は男子が4大会ぶり8度目の優勝を飾った。各団体2人ずつ3組に分かれ、前半はベストボール方式、後半はオルタネート方式で争われ、最終9番で優勝に導くアプローチを見せた賞金王の比嘉一貴(27=フリー)がMVPに輝いた。2位は女子、3位がシニアだった。
 最終9番のアプローチに賞金王の貫禄が凝縮された。ペアを組んだ河本のティーショットはグリーン右のバンカーへ。第2打を打つ比嘉は残り23ヤードから59度ウエッジを握った。イメージ通りのショットはカップ手前30センチにピタリ。優勝を引き寄せ、JLPGAの猛追を振り切るバーディーへとつながった。

 優勝後の会見は他メンバーからの絶賛の嵐。河本は「比嘉さんのおかげで勝ったと言っても過言ではない」、蝉川は「優勝は比嘉さんのあのバンカーショットを見て確信した」、桂川は「比嘉さんのうまさと強さが分かるショットだった」などなど。主役となった比嘉は「凄く褒められて気持ちいい。メンバーにはいつかご馳走したいと思います」とおどけた。

 人気絶頂の女子ツアーに対する“ライバル心”もあった。比嘉はラウンド中も「ギャラリーの8割が女子の応援じゃないかと思うくらい。セカンドがピンに着けば、男子なら入ったのかと思うくらいの歓声だった」と苦笑した。同時に「ミスしても“キラキラ”笑っていて、見ていて楽しいというか、目を奪われる仕草というか。そういうのが男子にも必要なのかな…。人気の理由の1つかもしれないです」と話していた。 

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