宇野昌磨“今季世界最高”100・45点!3年ぶり5度目の全日本制覇へ圧巻、貫禄のSP首位発進

2022年12月23日 19:41

フィギュアスケート

宇野昌磨“今季世界最高”100・45点!3年ぶり5度目の全日本制覇へ圧巻、貫禄のSP首位発進
<全日本フィギュア男子SP>演技する宇野昌磨(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権第2日 男子SP ( 2022年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )】 フィギュアスケートの全日本選手権第2日が23日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、男子ショートプログラム(SP)で3年ぶり5度目の頂点を目指す宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が国際スケート連盟(ISU)非公認ながら今季世界最高となる100・45点を叩き出し首位発進。島田高志郎(21=木下グループ)が87・69点で2位、山本草太(22=中京大)が86・89点で3位、友野一希(24=上野芝ク)が85・43点で4位、今季初戦となった鍵山優真(19=オリエンタルバイオ・中京大学)は81・39で6位だった。また、ジュニア王者の吉岡希(19=法大)は第1グループ5番滑走で80・85点のハイスコアをマークし7位と好発進。フリーは25日に行われる。
 ムーディーに、華麗に世界王者の舞を見せつけた。冒頭の4回転フリップを完璧に決めた。唯一コンビネーションジャンプの連続トーループが4回転―3回転ではなく4回転―2回転に。演技後は笑顔で“ゴメン”といったジェスチャーを見せた。しかし、リンクアウトの際はステファン・ランビエル・コーチと熱い抱擁を交わし会場を沸かせた。

 昨季の世界選手権王者で今月のGPファイナルも制した宇野。そのイタリア・トリノで行われたGPファイナルで記録した今季SP世界最高点の99・99点を上回る、ISU非公認ながら今季世界初の100点超え。「最高のコンディションでのSPと比べると、出来なかったところはあるけど今できる最大限はできた。プログラムとしてはまだまだ表現できたが、今日はあれがベストだと言い切れる」と納得の表情を見せた。

 男子SPを前に行われた公式練習で宇野は本番の衣装で調整。「グラビティ」の曲かけでは、4回転フリップ、トーループの4回転―3回転、トリプルアクセルを全て着氷。曲が終わると、ランビエル・コーチも思わず拍手を送る場面もあった。

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