史上10校目の連覇目指す東海大大阪仰星 初戦130点の大分東明を圧倒 全6トライ中5トライをFWで

2022年12月31日 06:00

ラグビー

史上10校目の連覇目指す東海大大阪仰星 初戦130点の大分東明を圧倒 全6トライ中5トライをFWで
<東海大大阪仰星・大分東明> 前半 中央にトライを決める東海大大阪仰星・松沼(中央) (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会2回戦   東海大大阪仰星42―7大分東明 ( 2022年12月30日    花園ラグビー場 )】 史上10校目の大会連覇を目指す東海大大阪仰星は、初戦で歴代5位の130得点を挙げた難敵の大分東明をあっさりと退けた。
 序盤こそ押し込まれたが、FWを中心に立て直すと、前半8分にラインアウトからドライビングモールを押し込み先制。前半13分には22メートルライン付近のラックからつなぎ、最後はフランカーの松沼寛治主将が中央へ飛び込む。14点リードで折り返した後半も集中力を切らさず、攻めまくった。全6トライ中5トライがFWによるもの。推進力で優位に立ち、フィジー出身の留学生2人が主力の相手を1トライに封じた。

 この勝利で大会通算勝利数を61に伸ばし、桐蔭学園に並ぶ歴代8位に浮上。松沼主将は「すごいプレッシャーがかかる相手でしたが、しっかり自分たちがやれることを遂行できた」とうなずいた。3回戦は、昨大会決勝で破った国学院栃木との再戦。湯浅大智監督(41)は「花園でしか伸びないことがある。とにかく一生懸命やるだけです」と表情を引き締めた。

 ▽大会連覇は過去9校 1920年度の第3回大会から5連覇した同志社中が最初で、最長記録。今大会出場校で連覇を達成しているのは、秋田工と目黒学院、東福岡の3校。近年では19、20年度に桐蔭学園が連覇した。戦後では、啓光学園(現常翔啓光学園)が01年度の第81回大会から成し遂げた4連覇が最長。

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