白鵬杯2月12日に国技館で開催へ ウクライナなど6カ国以上招待 新たに「幼児の部」設置

2023年01月19日 13:40

相撲

白鵬杯2月12日に国技館で開催へ ウクライナなど6カ国以上招待 新たに「幼児の部」設置
「第13回白鵬杯」のポスターを手にする宮城野親方(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲初場所12日目を迎えた19日、東京・両国国技館内の相撲博物館で行われた「親方トークイベント」に宮城野親方(元横綱・白鵬)が出演した。
 トークショーの中で、第13回を迎える少年相撲大会「白鵬杯」を2月12日に開催すると発表した。コロナ禍で一昨年は中止。昨年は延期の末、東京・大田区総合体育館で規模を縮小して開催。今年は3年ぶりに両国国技館に会場を戻し、国内から900人以上、海外から6カ国以上の子供たちが参加する予定となっている。

 ウクライナからも約5人の少年力士が参加する。同国は昨年のワールドゲームズで7人のメダリストを輩出するなど相撲が盛んな国で、20年の第10回大会にも参加していた。同親方は「戦争中で一番大変な地域でもありますから、少しでも相撲で元気になってもらえれば」と話した。

 また、これまで参加の対象となっていた小中学生に加え「幼児の部」を新に設置。幼児の部の上位進出者には、親方自らまわしを締めて稽古をつける相撲教室を実施するという。「相撲をやりたいという子供が1人でも2人でも増えれば成功」と相撲の未来に期待した。

 当時25歳の現役横綱が10年に始めたこの大会。引退して親方となり、まげを落として13回大会を迎える。大会のポスターには「君たちは未来への宝だ」という言葉が添えられている。開催にあたり「相撲のために何ができるかを考え、13年前にスタートした白鵬杯。親方となり、大銀杏に別れを告げた後も変わらず継続していくことは、私が相撲界の未来のために果たすべき使命だと思っております」とコメントした。

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