アービング放出のネッツは連敗 渡辺は欠場 トーマスは史上最年少で3試合連続の40得点超え

2023年02月08日 12:26

バスケット

アービング放出のネッツは連敗 渡辺は欠場 トーマスは史上最年少で3試合連続の40得点超え
サンズのクレイグのマークをかわしてシュートを放つネッツのトーマス(AP) Photo By AP
 東地区全体5位のネッツは7日、地元ブルックリン(ニューヨーク州)でサンズと対戦したが112―116(前半51―57)で敗れて32勝22敗。渡辺雄太(28)は腰痛で欠場した。
 マーベリクスにトレードされたカイリー・アービング(30)に代わって先発で起用されている2シーズン目のガード、キャム・トーマス(21)は39分の出場でフリースローを20本中18本成功させて43得点をマーク。トーマスは4日のウィザーズ戦で44得点、6日のクリッパーズ戦で47得点を記録しており、ここ3試合で134得点を稼いだものの勝利には結びつかなかった。

 ネッツの選手で3試合連続で40得点超えを果たしたのは、ネッツがNBAの対抗組織ABAに所属していた1972年のリック・バリー(45→47→50)以来で、NBAに編入されてからはトーマスが初めてとなった。また21歳117日での達成はリーグ全体の史上最年少記録。1997年4月2日から14日の間に5試合連続で達成しているアレン・アイバーソン(76ers=44→40→44→50→40)の3試合連続達成時の21歳304日を上回った。

 センターのニック・クラクストン(23)は17得点と13リバウンドを記録したが、6試合ぶりに復帰したベン・シモンズ(26)は27分の出場で2得点、4リバウンド、6アシスト。アービングとのトレードでマーベリクスから獲得したスペンサー・ディンウィディー(29)とドリアン・フィニースミス(29)は登録されなかった。

 ネッツはケビン・デュラント(34)が膝の故障で戦列を離れてからは5勝9敗。アービング離脱後は1勝2敗となった。

 サンズは3連勝を飾って30勝28敗。西地区全体でマーベリクスを抜いて6位から5位に順位を上げた。

 脚の付け根の故障から22試合ぶりに復帰したデビン・ブッカー(26)は26分の出場で19得点。センターのディアンドレ・エイトン(24)が35得点と15リバウンドを稼いでチームはここ6試合で5勝目を挙げた。

 3点シュートの成功率部門で1位のデイミオン・リー(30)は5得点。3点シュートは2本放って1本を決め、成功率は46・8%となっている。47・5%の渡辺は欠場したために、規定本数(試合数分の成功)の不足は「5」から「6」となった。

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